「年齢を言い訳にせず頑張りたい」事務員を辞めてWebライターとなった主婦の決意

会社での挫折をきっかけに自身の生き方を見直した「まつまきこ」さん。現在はWebライターとしてWebメディアの記事制作やコラムページの執筆に取り組んでいる。仕事の幅を広げるために彼女が選んだ新たな目標は「取材ライター」だ。

まつまきこ さん
会社員→ライター。今は植物🪴とビールの記事を書いています🍺2022年10月ITパスポート取得。読書とお酒とキウイが好き。取材ライターで色々な人の話を聞くのが夢 #ライター組合11期生(Twitterはこちら

この記事を書いた人
国立 久吉

岐阜在住のフリーランスライター/ライター組合(#ライ組 )1期生/編集者・コンテンツディレクターとしても活動中/KWリサーチ、構成作成、編集、CMS入稿/文字単価は3円~、記事単価は2万円~で受付中。インボイス発行事業者です。ポートフォリオ確認やお仕事のご依頼はポートフォリオページよりご連絡ください

国立 久吉をフォローする

人生の転機は「会社の昇進試験」

まつまきこさんは製造業の工場事務として働いていた。しかし必死に勉強した会社の昇進試験が不合格だった。普段であれば気にせず再び勉強に取り組むところだが、なぜか試験後は気力が湧いてこなかったそうだ。

「普段はあまり思い悩まない性格なのですが、その時は気分の落ち込みがなかなか回復せず苦しみました。」

周りに悩みを相談したりオンラインの相談サービスを受けたりするなど行動した結果、「(会社で昇進することは)本当にやりたいことではないかもしれない」という結論に至った。

新しい道を模索する日々

「では自分がやりたいことは何だろう」と悩み、時間ばかりが過ぎる。そんなある日に出会ったのがWebライターだった。

雑誌やSNSでWebライターを知ったのは2021年の秋ごろ。しかし、すぐにライターとして活動を始めたわけではない。

「実際にWebライターとして活動をはじめたのは2022年の夏ごろです。それまでは書籍やネットで情報収集をしたりライターのコミュニティに参加したりして、様子をみていました。」

勤めていた会社を退職し、現在はフリーランスのライターとして活動中だ。観葉植物やビール関係のWebメディアでコラム記事などを執筆している。

目標は取材ライターになること

今後の目標は「取材記事に挑戦する」とのこと。周りの人にインタビューを申し込んだり取材講座に参加したりしている。営業活動も積極的に行っているようだ。

「現在お仕事を頂いているメディア様がインタビューできるライターを探しているようなので、手を挙げてみようと思います。また地元で会社経営をしている知人がいるので、その方にもインタビューを申し込む予定です。」

インタビューを含めた取材活動ができるライターになりたいと意気込むまつまきこさん。しかし、取材ライターを目指す以外に目標はないのだろうか。

「これまでの経験を活かして他ジャンルの記事執筆にもチャレンジしたいです。たとえば私は子育てや離婚を経験しているので、そのジャンルでも記事を執筆できると思います。」

取材活動と並行して現在のWeb記事執筆も続けたいと語る。これまでに受けた指摘はメモをとり同じミスを繰り返さないよう工夫をしているそうだ。

年齢を言い訳にせず行動していきたい

最後に、現在目標にしている人はいるのか伺った。

「先輩ライターである高谷みえこさんのようになりたいです!私が参加しているライターのコミュニティで高谷さんが出演している講座があり、それを視聴して
『高谷さんのようになりたいな』
『明るく元気に仕事へ取り組みたいな』
と強く思いました。年齢や経歴を言い訳にせず、私もコツコツとライターとして活動を続けていきたいです。」

まつまきこさんはライター歴こそ短いものの、豊富な人生経験やフットワークの軽さが魅力的だ。今後の活躍に期待したい。